2036、
肥前国風土記
白髪山(しらかみやま)、基肄之山(きのやま)、生葉山(いくはやま)、高羅山(かわらやま)、蒲川山(かまかはやま)、草横山(くさよこやま)、嬢子山(をみなやま2)
来名峰(くなのみね)、褶振峰(ひれふりのみね2)、託羅之峰(たからのみね)、落石岑(おちいしのみね)、高来峰(たかくのみね)
山道川(やまぢかは2)、御井川(みゐがは)、三根川(みねかは)、佐嘉川(さかがは)、栗川(くりかは)、塩田川(しほたがは2)
土歯池(ひぢはのいけ2)
美弥良久之埼(みみらくのさき)
火流浦(ひながれのうら)、川原浦(かはらのうら)
来門(はやきのと2)
長渚浜(ながすのはま)
大家島(おほやしま)、近島(ちかしま)
これも短く、また地名以外の話しが多かったが、それでもだいたいは出ており、その表記や読み方も今までの風土記とそう変わらない。ここでやや目立つのは、豊前と同じく峰である。肥前は海岸線が長く島も多いが、わずかに二つというのは少ない。川の清濁の恣意性はここも同じ。