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2014、
風土記、沖森他編著、山川出版社、2016.1.20、で対校。
足柄岳(あしがらやま)追記、古典大系は、足柄岳坂(あしがらのやまさか)。
毛野河(けぬがは)→けのかは
筑波山(つくはやま)→つくはのやま
大益河(おほやがは)→おほましかは
無梶河(かぢなしがは)→かぢなしかは
枡池(ますのいけ)→ますいけ
椎井池(しひゐのいけ)→なし(椎井(しひのゐ)とする)
大坂山(おほさかやま)追記、見落とし
久慈河(くじがは)→くじかは
二所之峯(ふたがみのみね)→二折之峯(ふたをりのみね)
賀※[田+比]禮之峯(かびれのみね)→かひれのみね
薩都河(さつがは)→さつかは
助河(すけかは)追記、見落とし
佛濱(ほとけのはま)追記、見落とし
だいたい同じだが、濁音を清音にしたのが目立つ。万葉集でも最近のはそういう傾向にある(連濁をしない)。筑波岳をすべて「つくはのやま」と読む。「つくはね」「つくはやま」とは読まない。同じ表記のものの読みを一つにした。