2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

2308、そがひ9

2308、そがひ9次は、同じ兵庫県内の武庫の浦を漕ぎ廻る小舟粟島をそがひに見つつ羨しき小舟(3-358)一連の赤人の歌の二首目、357の縄の浦の歌の次である。これは二三四五の四句が、みな明解を得ず(結局全部分からないのと同じ)、やっかいな歌で、それに…

2307、そがひ8

2307、そがひ8地図で確認、その1雑賀野ゆそがひに見ゆる沖つ島離宮があった雑賀野を権現山の東方とすると、いわゆる玉津島の北端の船頭山まで、せいぜい300メートルしかない(渚からなら100メートルもあるかないかだろう)。最南の妹背山までなら直線で120…

東京、長野、近畿の人口

2021年10月東京都、1402,8589人、9283人減。長野県、202,0372人、840人減、世帯数は21減。大阪府、881,2117人、3259人減、世帯数は305減兵庫県、543,6742人、2979人減、世帯数は956減京都府、256,3192人、1936人減、世帯数866減。滋賀県、140,9157人、308人…

2306、そがひ7

2306、そがひ7補注、「「葦垣の思ひ亂れて」」、賀古明、万葉第27号、1958.4山菅の場合、禾本科植物の例として、穂先が乱れる、その姿を比喩に取ったものとする説を紹介している(論文の結論は、枕詞「葦垣の」等を恋情発想の表現契機語とみる)。つまり、…