1924、
「~の~」
倉橋乃山(290)、勢能山(291)、浄見乃埼(296)、田兒之浦(318)、布士能嶺(321)、明石之浦(326)、津乎能埼(352)、高城乃山(353)、縄乃浦(354)、阿倍乃嶋(359)、角鹿乃濱(366)、御笠乃山(372)、三笠乃山(373)、笠乃山(374)、夏實之河(375)、築羽乃山(382)、敏馬乃埼(389)、
「~が~」
田結我浦(366)、手結之浦(367)、吉志美我高嶺(385)、
「の」を読み添えするもの。
田兒浦(297)、不盡嶺(320)、明日香河(356)、縄浦(357)、武庫浦(358)、春日山(372)、輕池(390)、磐余池(416)、鏡山(417、418)
「つ」を読み添えするもの。
奥嶋(357)
微妙なもの
~の岡は略す。今までも出さなかったが、~の海、も略す。
倉橋乃/山、は句またがり。巻三になって急に地名が増えた。「たゆひがうら」の「が」は、「我」「之」なのに、「之」のほうまで「が」と読んでいる。昨日の「のじまの(が)さき」とどう違うのだろうか。相変わらず「の浦」「~の埼」で、「の」のつかないのが出てこない。これは、~の岡、~の海、とおなじ語性なのだろうか。