1925、
「~の~」
始瀬乃山(420)、振乃山(422)、美保乃浦廻(434)、清之河(437)、佐保乃山邊(460)、鳥籠之山(487)、真野之浦(490)、見津乃濱邊(509)、家乃嶋(509)、隱之山(511)、佐保乃河瀬(526)、佐保乃河門(528)、妹背乃山(544)、
「~が~」

「の」を読み添えするもの。
石上(422)、泊瀬山(428)、吉野山(42)、吉野川(430)、鞆浦(446、447)
敏馬能埼(449)、
「つ」を読み添えするもの。
微妙なもの

巻3の残りと巻4、佐保山、佐保川、振山など、「の」のつかない形も頻出する。浦廻、山邊、海邊、濱邊、河瀬、河門が後接するときはほぼすべて「の」が付くようだ。佐保山の邊、佐保河の瀬、といった意味に取れるから、除外も出来ない。繰り返しでるのも厭わないで出している。