1987、1988、1989、1990、1991、1992
古事記の地形地名(岩波文庫による)
序文
高千嶺(たかちほのたけ)、
上巻
淤能碁呂嶋(おのごろじま)、淡嶋(あはしま)、狹別嶋(さわけのしま)、二名嶋(ふたなのしま)、三子嶋(みつごのしま)、筑紫嶋(つくしのしま)、伊伎嶋(いきのしま)、津嶋(つしま)、佐渡嶋(さどのしま)、大倭豐秋津嶋(おほやまととよあきづしま)、吉備兒嶋(きびのこじま)、小豆島(あづきじま)、大嶋(おほしま)、女嶋(ひめじま)、知※[言+可]嶋(ちかのしま)、兩兒嶋(ふたごのしま)、香山(かぐやま)、比婆之山(ひばのやま)、比良坂(ひらさか3)、伊賦夜坂(いふやさか)、阿波岐原(あはきはら)、氣多之前(けたのさき)、氣多前(けたのさき)、淤岐嶋(おきのしま)、宇迦能山(うかのやま)、御諸山(みもろやま2)、日枝山(ひえのやま)、藍見河(あゐみがは)、喪山(もやま)、久士布流多氣(くじふるたけ)、高千穂山(たかちほのやま)、衝田岡(つきだのをか)
中巻
速吸門(はやすひのと)、竈山(かまやま)、吉野河(よしのがは)、※[言+可]夫羅前(かぶらざき)、伊那佐能夜麻(いなさのやま)、高佐士野、多加佐士怒(たかさじの)、狹井河、佐韋賀波(さゐがは)、畝火山(3)、宇泥備夜麻(うねびやま2)、眞名子谷(まなごだに)、博多山(はかたやま)、玉手岡(たまでのをか)、劔池(つるぎのいけ2)、伊邪河(いざがは)、美和山(みわやま)、和※[言+可]羅河(わからがは)、鵜河(うかは)、依網池(2)、余佐美能伊氣(よさみのいけ)、酒折池(さかをりのいけ)、血沼池(ちぬのいけ)、狹山池(さやまのいけ)、高津池(たかつのいけ)、市師池(いちしのいけ)、輕池(かるのいけ)、鷺巣池(さぎすのいけ)、甜白檮之前(しらかしのさき)、肥河(ひのかは2)、御立野(みたちの)、坂手池(さかてのいけ)、阿米能迦具夜麻(あめのかぐやま)、伊服岐能山(いぶきのやま)、杖衝坂(つえつきざか)、尾津前、袁都能佐岐(をつのさき)、幣具理能夜麻(へぐりのやま)、血浦(ちうら)、伊知遲志麻(いちぢしま)、百濟池(くだらのいけ)、※[言+可]和羅之前、※[言+可]和羅前(かわらのさき)、那良山(ならやま)、阿具奴摩(あぐぬま)、伊豆志河(いづしかは)
下巻
丸邇池(わにのいけ)、淡道嶋(あはぢしま4)、阿波志摩(あはしま)、淤能碁呂島(おのごろしま)、阿遲摩佐能志摩(あぢまさのしま)、佐氣都志摩(さけつしま)、御津前(みつのさき)、夜麻志呂賀波(やましろがは)、意富韋古賀波良(おほゐこがはら)、倉椅山、久良波斯夜麻2(くらはしやま)、日女嶋(ひめじま)、兎寸河(ときがは)、高安山(たかやすやま)、由良能斗(ゆらのと)、耳原(みみはら)、多遲日野、多遲日怒(たぢひの)、波邇賦坂、波邇布邪釈(はにふざか)、毛受野(もずの)、波佐能夜麻(はさのやま)、波都世能夜麻(はつせのやま)、波都勢能賀波(はつせのかは)、蚊屋野(かやの2)、玖須婆之河(くすばのかは)、呉原(くれはら)、幣具理能夜麻(へぐりのやま)、美和河(みわがは)、久佐迦延(くさかえ)、吉野川(よしのがは)、阿岐豆野(あきづの2)、袁牟漏賀多氣(をむろがたけ)、葛城山(かづらきやま)、金※[金+且]岡(かなすきのをか)
この調査はあまり正確ではない。川に振り仮名がなく「かは」か「がは」かわからないのがある。そういうのは濁音で読んだ。わずかながら地名全体に振り仮名のないのがある。~坂、~門(と)、~野、~岡、など、普通名詞かどうか分かりにくく、地名としての区切りも曖昧なのがあって、下巻にはいるまで出さなかったのがある。そのほか少しながら曖昧なものがあって出さなかった。厳密に地名かどうか検討すれば少し増えるだろう。